こんにちは!学習塾マナスルです。
今日は「好きなことはすぐ覚えられるのに、興味のないことはすぐには覚えられない秘密」について説明します。
結論から言うと興味のあることは意識しているかどうかに関わらず時間が経ってからも何度も思い出し、興味のないことは時間が経ってから思い出す回数が圧倒的に少ないからです。
例えば、好きな漫画のキャラクターの名前をすぐに覚えられるのは、作中に何度もキャラクターの名前が登場し、意識せずとも目に触れる機会が多いからです。
また、漫画のキャラクターだけに限らず、興味のあることは意識しているかどうかに関わらず、ふとした時に何度も思い出したり、何度も目にしたりします。
ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスの実験によると、人は新たに覚えたことは1時間後に約56%を忘れ、24時間後には約74%を忘れるそうです。
しかし、学習した後24時間以内に10分間の復習をすると記憶率は100%に戻り、次回の復習は1週間以内にたった5分すれば記憶がよみがえるそうです。
そして、次は1か月以内に2~4分復習すれば、また記憶は復活するそうです。
つまり、興味のあることは意識しているかどうかに関わらず、早い段階で何回も思い出すから長期記憶になるのです。
一方で興味のないことは、その瞬間は覚えようとするけど、お風呂に入っている時とか寝る前とかご飯を食べている時に思い出したりしません。
興味のないことを興味を持つようにするのはなかなか難しいです。
しかし、興味がなくても意識して目に触れたり、思い出す回数を増やすことは出来ます。
1回、2回で覚えられることは滅多にありません。
1回、2回で覚えられるとしたら、よほどの天才です。
意識して目に触れたり、意識して思い出す回数を増やすことでより多くのことを暗記することができると思います。
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