こんにちは!学習塾マナスルです。
今日は「頭良いねと頑張ったねの違い」について説明します。
みなさんは、自分の子どもが頑張っているときにどのように声をかけていますか?
「頭良いね!」とか「頑張ったね!」とか様々だと思います。
声かけの違いについて説明します。
スタンフォード大学のキャロル・S・ドゥエック心理学教授は、中学校に入学する小学生の子ども達を対象に、頭のよさは生まれつきだと思っているか、努力次第で頭は良くなると思っているかをその後2年間にわたって、生徒たちの成績や行動から調査しました。
その結果、頭のよさは生まれつきだと考えていた子どもたちは、中学入学直後から成績が下がりはじめ、2年間にわたって徐々に低下していったそうです。
一方、努力次第で頭はよくなると考えていた子どもたちは、2年間ずっと成績がアップし続けました。
生まれつきだと考えていた子どもたちは、成績低下の理由を「数学が苦手」と自分の能力を決めつけたり、「先生の教え方がうまくないから」と責任を転嫁したりする傾向があったそうです。
それに対し、努力次第と考えていた子どもたちは、全力で課題と向き合って、やるべきことから逃げずに勉強に励んだそうです。
また、チャレンジ精神にも関係してきます。
数百人の子どもたちを対象に行なわれた実験では、「頭がいいのね」と能力をほめられたグループは、新しい問題にチャレンジすることを避けて、簡単にできる問題しかやりたがらなくなってしまったそうです。
一方、「頑張ったね」と努力をほめられたグループの約9割の子どもたちが新しい問題にチャレンジするほうを選んだそうです。
褒めてあげることは大事ですが、能力だけを褒めるのは逆効果になるそうです。
適切な声掛けをしましょう。
学習塾マナスルは、定期テストを上げたい・学習習慣を付けたいなど勉強が得意ではない子のための塾です。
中学生・高校生対象でいつでも無料体験を実施しております。
お子さまの勉強に不安がありましたら、まずはご相談ください。
お待ちしております。